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恋のドキドキは不整脈か?

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こんにちは!メッツBLOG編集部です。

弊社では心電図を測定するためのディスポーザブル(使い捨て)電極を取り扱っております。
健康診断などで胸に貼り付け、波形を見て、心臓に異常がないかを診断する際に使われるものです。
今回は、この心電図にまつわるお話をさせていただこうと思います。

不整脈って?

タイトルにある『不整脈』とは何なのでしょうか。
簡単に言うと、”心臓の規則正しいリズムの乱れ”のことをいいます。
心臓は右心房にある洞結節から電気刺激が出されることにより、心臓の筋肉が収縮し血液は体全体へ送られます。
洞結節は24時間365日私たちが生きている間ずっと、規則正しく電気を出し続けているのです。
この電気の流れや発生の異常により、”脈が整っていない”状態をその名の通り『不整脈』と言います。
不整脈は「心電図検査」で発見することができます。


どんな症状?

不整脈は大きく分けて3つに分類されます。
脈が遅くなる「徐脈性不整脈」、脈が速くなる「頻脈性不整脈」、脈がとぶ「期外収縮」(単発的)です。

それぞれ症状はありますが、自覚症状がない場合も多いようです。

■徐脈性不整脈【脈が遅くなる】
フラッとする。目まいがする。ひどくなると意識消失や卒倒してしまう。動作時に息切れをする。
■頻脈性不整脈【脈が速くなる】
ドキドキする。動悸がする。ひどくなると、吐き気や冷や汗、意識消失してしまう。
■期外収縮【脈がとぶ】
ドキンとする。(余分に打たれたり、1拍抜けるように感じる。)胸に不快感を覚える。胸が痛くなる。(単発的)

ん?待ってください、この症状、何かと似ていませんか?

ドキドキする。ドキン!とする。胸が痛くなる・・・
これ、前に「あなたのことを考えると」を付けると、まさに恋じゃありませんか?!

そしてデートでの待ち合わせ、緊張して脈が速くなり吐き気がしてくる・・・
思い余って意識消失してしまうかも知れません。(個人的見解です)


恋のドキドキは不整脈か?

ここで本題です。この恋でのドキドキ(脈が速くなる)は、不整脈なのでしょうか。
不整脈とは『脈が整っていない状態』のことを指すので、不整脈といえば不整脈です。

しかし、恋愛でのドキドキは、洞結節の異常ではなく、どうやら自律神経と関係しているようです。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。
交感神経は、心身を緊張させ、脈拍は速く、興奮状態にします。(活発・緊張・ストレス・ときめき)
副交換神経は、心身をリラックスさせ、脈拍はゆったりと、鎮静状態にします。(休息・睡眠・満足感・平穏)

恋愛中は、まだあまり知らない相手を想い、ときめき、一種の緊張状態であるため
交感神経が活発に働き、ドキドキしているといえます。

また、不整脈には病気由来のものと、運動や精神的興奮、発熱による生理的なものがあります。

これらのことから、恋のドキドキにそれっぽい症名をつけるとすれば、
『交感神経優位による生理的不整脈』でしょうか。

恋の病とはいいますが、いたって健全なもので安心してドキドキできますね^^
詳しいドキドキの形を知りたい際は、ぜひ弊社の心電図電極ブルーセンサーをご検討ください。
ばっちりキレイに測定します!

それでは、また♪
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