
こんにちは!メッツBLOG編集部です。
皆さん、最近回転寿司屋さんに足を運んだことはありますか?
回転寿司屋さんもIT化が進んでいて、タブレットで注文し、
商品が到着した際は、音声でお知らせしてくれるというハイテクなお店も登場してきています。
中にはロボットがお出迎えしてくれるお店も。
皆さんの中にもこのような経験をされた方がいるかと思いますが、
この商品到着のお知らせ、どういう仕組みなのか不思議に思ったことはありませんか?
回転寿司屋さんでのICタグ活用
お店によって、到着通知の仕組みは異なる可能性はありますが、
実は皿の下にICタグが取り付けられていて、注文した商品の皿が近づくと、
リーダ(読み取り装置)がICタグを読み取り、到着をお知らせしているのです!!
その他、食べ終わったお皿のICタグを一括で読み込むことによる迅速で正確な清算や、
一定時間回転された商品を回収することによる鮮度管理、
どの商品がよく提供されたかのデータ分析等、回転寿司屋さんでのICタグの活用は広がっています!!
病院でも使われています!
ICタグの活用は弊社でも進めております。
回転寿司屋さんの例では、読み取り距離が短いパッシブ型のICタグが使われておりますが、
弊社はパッシブ型のICタグに加えて、より読み取り距離が長いアクティブ型のICタグも使っています。
パッシブ型ICタグは電源を持たず、リーダから電波を受けることにより電力を得てデータを返します。
読み取り距離は数cm~数m程度です。
弊社のサービスでは手術器材の滅菌・洗浄システムでこのパッシブ型ICタグが使われています。
コンテナ/バスケットにパッシブ型ICタグを取り付け、
オペ室等の出入口を通過する際に設置されたリーダで読み取ることにより、
いつ、どのコンテナ/バスケットが、どのオペで使われたのかを管理することができます。
一方、アクティブ型ICタグは電源を持っており、自らデータを発信します。
読み取り距離は数m~数十mです。リーダのアンテナによっては100m先のタグも読み取ることが可能です。
病院内の輸液ポンプ等の医療機器にこのアクティブ型ICタグを取り付け、
院内の随所にリーダを設置することにより、医療機器の所在を把握できるシステムを提供しています。

GPSではダメなの?
位置の把握といえば、カーナビでお馴染みのGPS。
ではGPSを使って医療機器の位置を把握することはできないのでしょうか。
次の2つの点で、GPSの利用は難しいと言えます。
まず、医療機器1つ1つにGPS端末を取り付けると、コストが非常にかかってしまいます。
それに、病院内ではそもそもGPSの電波を衛星から受信することができない、或いは不安定となってしまうのです。
その点、アクティブ型ICタグを使えば、比較的ローコストで医療機器の位置を把握することができます。
私達の身近にも使われているICタグ。
病院でもこのICタグの活用が進んでいます。
ご興味ある方は是非弊社の『手術器材滅菌・洗浄管理システム DI-ARC』、
『Beaconタグ活用システム』をご参照下さい。
たまには回らないお寿司屋さんで食べたいものです。
それでは、また!